地方ライタートツカマコです。

元よそ者京都人フリーライターのトツカマコです。常に全力でお仕事募集中!

世の中「男らしさ」「女らしさ」は存在しない、ただ「やる」か「やらない」かなんだよ。


先日「らしさ」に悩む男性の話がニュースになっていました。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

杉田さんは批評家デビュー前から、介護現場、とりわけ障害者介護の現場に身を置いた。同じく介護現場で働く妻と結婚し、息子も生まれた。大変だったのはここからだ。

子供は超未熟児で生まれた。

批評家としての評価が固まっていくタイミングだったこともあり、共働きの妻がフルタイムで働くことに。杉田さんはパートタイマーとして介護にかかわりながら、家に残り育児と物書き生活の両立を目指すことになった。

子供は頻繁に高熱を出す。高熱によるけいれんも起こし、半日意識が戻らないこともあった。アレルギー、アトピー、ぜんそく……。つぎからつぎに起きる身体の異変に右往左往する日々が始まった。

ほどなく、杉田さんは育児ノイローゼになった。

 

この記事を読んだ働く女性はおそらく思ったのではないでしょうか。

「自分のあたりまえの日常だ」と。

 

 

そう、女性はそれをあたりまえのように日々行なっているのです。

正確には「行ってあたりまえ」だと言われ続けているのです。

 

わが家の長男は生まれつき自閉症・・・発達障害を持っています。

結婚後地元を離れて頼る人間のいない土地で、帰宅の遅い夫と協力しながら障害を持つわが子を育ててきました。

精神面・運動面の発達の遅れの他、体温調節機能が正常でないためよく体調を崩しました。

長男が落ち着いている時間を使い、在宅で仕事をこなす日々。

決して余裕はありませんでした。

一時期は幻聴や幻覚に悩まされることもあり、おそらく何かしら精神の病気を抱えていたのだろうと思います。

 

それでも

 

「母親だから育てられてあたりまえ」

「母親なら障害があろうとわが子を愛せなければおかしい」

「母親なら自分のしたいことや仕事より子育てを優先すべき」

 

そうした「母親らしくあれ」という周囲からの圧力に、当時は押しつぶされそうになっていました。

 

だからといって

 

『女性は日々そんな思いを抱えて頑張っているのだから、男性だけ弱音を吐くな!』

 

と言いたいわけではありません。

 

 

自分は女性ですが、家事も子育ても全く向いていないと思います。

きっと仕事の方が好きで好きでたまらないのだと思います。

正直、今はそれが悪いことや後ろめたいことだなんて思っていません。

「女性だから」「母親だから」という以前に、それが自分なのです。

 

世の中には、自分のように家庭に入るより仕事をしている方が好きな女性は多くいらっしゃいます。

逆に、仕事をするよりも家庭で家事をしたり子育てをする方が好きな男性もいらっしゃるかと思います。

 

それでも夫婦で折り合いをつけながら協力しているところは、男性も女性も努力をしているのですよ。

実際自分も日々投げ出したくなる気持ちと戦いながらなんとか向き合っている状態です。

 

男性だから機械に強い

男性だから論理的

男性だから家庭より仕事

女性だから母性がある

女性だから料理ができる

女性だから気配りができる

 

全部違うのですよ。

 

機械に弱い男性がいてもいい

感情的な男性がいてもいい

仕事より家庭の男性がいてもいい

母性のない女性がいてもいい

料理ができない女性がいてもいい

気配りができない女性がいてもいい

 

それがあるがままの姿なのです。

 

「らしさ」に甘んじたり縛られたりすることをできない理由にしてはいけない。

やらないからできないだけのです。

それは男女同じことなのです。

 

勉強すれば女性だって機械に強くなれます。

練習すれば男性だって料理ができるようになります。

 

それをやろうとするかは自由であり、それに「男性らしさ」「女性らしさ」は関係ありません。

 

だから「らしさ」に苦しまず、男性も女性もお互いのありのままの姿を認め合えるようになってほしいと思います。

 

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トツカは現在三児の母ゆえ「子ども好きなのね」と言われることが多いです。

しかし特別子ども好きというわけではありません。

それでもわが子はかわいいです。

障害のある長男も下の子たちも。

だから苦手なことも困らない程度に頑張っています。

そうしたいと自分が思ったから。